イラン、射程距離1650キロの新巡航ミサイルを配備

射程距離1650キロメートルの新巡航ミサイル「Paveh」がイランに配備された。イラン革命防衛隊(IRGC、イラン軍エリート組織)航空宇宙軍のアミラリ・ハジザデ司令官の話をもとにタスニム通信が伝えている。
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同通信がハジザデ司令官の話として伝えたところによると、新巡航ミサイルの射程距離は1650キロメートル。現在生産中のイランのミサイルは最高の精度をもち、イラン周辺地域の米軍基地はすべて射程圏内にあるという。
ハジザデ司令官は、イランは半径最大2000キロメートル内にある米軍艦に命中させる能力をもつと強調した。
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ハジザデ司令官は昨年11月、新型の国産超音速ミサイルについて「この新しいミサイルは全てのミサイル防衛システムを通過するだろうし、この数十年間でこのミサイルに対抗できる技術が登場するとは思わない」とイランの軍事技術に自信をみせていた。
国際原子力機関(IAEA)は昨年9月、イランが濃縮度60パーセントのウラン備蓄を55.6キログラムまで増加させていると明らかにした。IAEAによると、濃縮度60パーセントのウランが42キロあれば、更なる濃縮で核兵器が開発できるという。
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