立憲民主党の泉健太代表は、衆院通過を受け「上積みされた防衛費の内訳は不明で、子ども予算は中身が何も決まっていない。国民の不安が倍増する予算だ」と国会内で記者団に述べた。23年度予算案は、新型コロナウイルスの感染拡大や物価高、ウクライナ危機に備え、22年度と同じ5兆円の予備費を計上。高齢化に伴い、社会保障費も過去最大の約36兆8千億円となった。採決では、立民のほか、日本維新の会、共産党、れいわ新選組などが反対した。昨年、異例の賛成に回った国民民主党も反対した。(c)KYODONEWS