自民、物価高に予備費5兆円活用 世耕参院幹事長、立民は政府批判

自民党の世耕弘成参院幹事長は5日のNHK番組で、岸田文雄首相が検討を指示した追加の物価高対策に関し「予備費が5兆円残っている。フル活用していきたい。(対策の)規模は決めていないが、少なくとも5兆円まで使える」と強調した。「生活困窮世帯、子育て世帯に直接的な給付を行っていかなければいけない」とも述べた。立憲民主党の田名部匡代参院幹事長は「企業や国民から悲鳴が上がっている。政府の取り組みは不十分だ」と批判した。
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原発の最大限活用を掲げた政府方針を巡り、日本維新の会の東徹参院国対委員長は、再稼働に向けた原子力規制委員会の審査に時間がかかりすぎていると指摘した。
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