英ヘンリー王子が告白 「他の家族とは違っていると感じていた」 

英チャールズ国王の次男ヘンリー王子(サセックス公爵)は、自分は常に英王室の他の家族とは違っていると感じていたと明かし、母であるダイアナ妃も同じように感じていたと語った。
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英スカイニュースの報道によると、1月に出版された自叙伝「スペア」を取り上げた配信イベントの中で、ヘンリー王子は「私は生涯を通じて、若い頃から、確かに自分は他の家族とは少し違っていると感じていた。英王室という枠組みの中にいることを奇妙に感じていたし、私の母も同じように感じていたことをわかっているので、納得がいっている」と話した。
またヘンリー王子は、ダイアナ妃の死後、母への想いを失うことを恐れてセラピーを受けなかったと明かした。「セラピーを受けたら私は死んでしまうのではないか、母への思いが残っているものすべてを失ってしまうのではないかと思った」とのこと。
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ヘンリー王子は以前、CBSテレビのインタビューに対し、母であるダイアナ妃は交通事故で死んだのではなく、後で息子たちのもとへ戻ることにしてしばらく姿を消すことにしたのだという考えを10年間抱いて生きてきたと語っていた。ダイアナ妃は1997年、仏パリで自動車事故により36歳の若さで亡くなった。
ヘンリー王子の自叙伝「スペア」は、米作家J・R・モーリンガー氏との共著で、1月10日に世界同時発売された。「スペア」は正式に出版される前から、英国王室に関することやヘンリー王子の暴露話が含まれるとしてスキャンダラスな評判を呼んでいた。同書では、自らを「スペア(予備)」と表現するヘンリー王子が、私生活のほかアフガニスタンでの従軍中に25人を殺害した経緯、家族の確執などを詳細に語っている。
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