欧州エネルギー市場においてノルウェーはロシアの座を奪えるか? 北欧最大エネルギー企業が評価

北欧最大のエネルギー企業「エクイノール」(ノルウェー)のエイリク・ウェアネス副社長兼チーフエコノミストは、米ヒューストンで開催されている国際エネルギー会議「CERAウィーク」の傍ら、スプートニク通信に対し、ノルウェーは欧州のエネルギー市場でロシアに完全に取って代わることはできないと述べた。
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ウェアネス氏は、欧州のガス市場においてノルウェーがロシアの座を奪うことができるかと問われ「いや、まったくない」と答えた。
また同氏は、ウクライナ紛争は世界のサプライチェーン、とりわけ食糧供給に問題をもたらしていると語った。「紛争の最も大きな影響は、もちろん制裁だ。もちろん、ウクライナでの戦争は食糧供給の減少につながり、それがまた世界のサプライチェーンに影響を与える。」
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エネルギー企業「エクイノール」は1972年設立。2018年までは「スタトイル」という社名だった。同社は30カ国以上で事業を展開している。
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