ロシアの最新ミサイル「R-37M」 右に出るものなし

ロシアの最新型空対空ミサイル「R-37M」は、特殊軍事作戦でも導入され大きな戦果を示している。ほぼ確実に目標に命中させることができる優れものだ。
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スプートニクの情報筋によると、「R-37M」はロシア軍の第5世代戦闘機「Su-57」のほか、戦闘機「Su-35S」、要撃機「MiG-31BM」などに搭載されており、ウクライナ軍の戦闘機、爆撃機のほか、無人機「バイラクタル」などを相手に大きな戦果をあげている。
ロシア航空宇宙軍に配備されている「R-37M」はその輸出用バージョン「RVV-BD」よりもホーミングヘッドなどの性能が優れている。情報筋は「射程、速度、目標の速度と高度への対応などで優れており、空対空ミサイルのなかでは現在、世界で右にでるものはいない」と評価している。
【図説】選りすぐり ロシアの最新兵器
オープンソースによると、「R-37M」は長距離空対空ミサイルで、戦闘機から爆撃機、巡航ミサイルから無人攻撃機まで様々な飛行物体を24時間、あらゆる角度での迎撃が可能。電子妨害の条件下でも対応できるという。
最大射程は約300キロ、対応可能な目標の高度は30メートル~25キロメートルと幅広い。最高速度はマッハ6にも達する。
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