イッシンガー氏は、独紙「ターゲス・シュピーゲル」へ寄稿した中で「兵器供給や資金援助に加え、米国だけでなくドイツでも深刻化する重要な問題への見通しを示さなければならない」と記した。
同氏によれば「ウクライナに対し、今日にも交渉の準備するよう要求するという話はできない。」とはいえ、イッシンガー氏は「ウクライナのための和平プロセスを立ち上げるときはとっくに来ている」とみなしている。
イッシンガー氏は、コンタクトグループの創設を呼びかけた。そのコンタクトグループは、今後の交渉が行われる際に「核となるか、少なくとも仲介グループの一部となる」可能性があるとしている。同氏の構想によれば、このグループには米国、英国、フランス、ドイツなどの国々が含まれる見込み。
一方、これよりも前、国際情勢の専門家らはスプートニク通信に対し、ウクライナ紛争の解決において、西側諸国のように偏りを非難されることのないインドと中国は、仲介役を果たすことのできる唯一のグローバルプレイヤーであるとの見解を語った。
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