地球でまもなく戦争が勃発する理由とは 米経済学者が説明

米経済学者のリチャード・ウルフ氏は、覇権を維持しようとする米国の欲求が原因で、地球上では終わりのない紛争が勃発し続けているとの意見を示した。
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ウルフ氏は、ツイッターにこのような意見を綴った

「1991年から2021年にかけて、世界の総生産(GDP総額)に占める米国の割合は21%から15.7%に低下した。中国の割合は4.3%から18.6%に上昇した」

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ウルフ氏の見解によると、これらの数字は地球上のパワーバランスを変えるだけでなく、地政学的な敵対国に対し、終わりのない戦争を開始し、制裁を科すという米国の欲求を強化するものだという。
同氏は以前、ウクライナは領土と経済的潜在力の大部分を失ったため、紛争ですでに敗北したと述べた。
ウルフ氏によれば、ウクライナは相対的にも絶対的にも負けたのだという。紛争前、同国のGDPは約2000億ドルだったが、1年後には30%減の600億ドルに落ち込んだ。
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