ヘラジカは、モスクワ州ムィティシ市にある国立公園「ヘラジカの島」にある沼で発見された。ヘラジカは沼を横断しようとするも氷の割れ目に足をとられ、そのまま落下してしまった模様。
動けなくなっているヘラジカを通りがかった住民が発見。連絡を聞いた救助隊がすぐに現場へ駆けつけた。
しかし、そのままの状態ではヘラジカの救出は困難とみた救助隊員は、持参した斧で氷を割ることに。ロープをヘラジカの胴体に巻き付け、試行錯誤の末に氷の中から引きずり出すことに成功した。
救助隊によるとその後、体力を消耗しきっていたヘラジカは氷の上にしばらく横たわった後、森に帰っていったという。ちなみに、救助隊はこのヘラジカに「エゴール」と命名したとのこと。