ディフェンス・ニュースによれば、米国防総省はすでに将来性のあるGPIミサイル防衛システムの開発に着手した。日本にはこのシステムの推進システムの開発が提案されている。それは日本の技術者はすでに米国の艦船発射型弾道弾迎撃ミサイルのRIM-161スタンダード・ミサイル3IIAの第2段と第3段の製造に成功した経験を持っているためなのだが。日本としては弾頭を搭載するGPIの前段部分の製造にも参加の意向がある。これについてはまだ最終的な決定は行われていないものの、ディフェンス・ニュースは、米国は日本との軍事協力の拡大について関心があることを公言していると指摘する。
米国の新たなミサイルシステムGPIの最大の特徴は、極超音速兵器を飛行の計画段階で攻撃できることにある。これは技術的に難しい課題で、極超音速ミサイルは音速の5倍の速度での飛行中にマヌーバがきくために、軌道の予測は困難だからだ。
米国は、北朝鮮のミサイル攻撃を迎撃できるミサイル防衛システムが不足する恐れを口にしている。
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