今回、「コインベース」が参加者を募っているのは「フラットコイン」の開発。「フラットコイン」とはインフレ率に準じた分散型の安定したコインで、従来のステーブルコインとは異なり、消費者物価指数にのみ連動するものとなっている。
「コインベース」は、「ユーザーの購買力を安定させるためにインフレ率に追従する」ステーブルコインの出現に注目している。世界各国で金融政策や貨幣価値の不安定性が増すなか、このような資産は顧客に自己資金がしっかり守られているという安心感を与えることになるからだ。
「コインベース」は、価格変動の激しい暗号通貨と従来のステーブルコインの隙間を埋めることのできる、別のタイプの暗号通貨の登場も歓迎するとしている。
「コインベース」のプランはそれにとどまらず、開発優先事項の中には、デジタル資産のユーザーについてのレビュー・システムの構築、分散型取引所の立ち上げ、分散型金融サービスのセキュリティ・アップのためのツールの開発などが挙げられている。
スプートニクはこれまでに、イーロン・マスク氏と同氏の持ち会社が暗号通貨のマルチ商法を構築した容疑で訴えられたことを報じた。
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