林外相、今週末の訪中調整 拘束邦人解放を要求へ

林芳正外相は4月1~2日に中国を訪問し、秦剛外相と会談する調整に入った。今月に北京市で中国当局に拘束された日本人男性の早期解放を求める意向だ。昨年11月の日中首脳会談で確認した建設的かつ安定的な関係構築に向け、対話を継続する方針も申し合わせる。日本政府関係者が28日明らかにした。
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林氏は、沖縄県・尖閣諸島や台湾周辺での中国の軍事活動活発化についても懸念を伝達するとみられる。28日の記者会見で「日中間には数多くの課題や懸案があるからこそ、主張すべきは主張し、率直なやりとりを重ねていくことが重要だ」と述べた。
拘束された男性は50代で、アステラス製薬の現地法人幹部。
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