IOCは28日、中立ステータスでロシアとベラルーシのスポーツ選手を国際大会に参加させることを推奨した。その際、ロシア軍および治安当局と関係のないことが条件と補足した。これを受け、CSKAが除外となるかどうかについて、スプートニク通信がIOCに確認したところ次のような回答を得た。
「国際競技に招聘される可能性があるのはウクライナにおける軍事活動を積極的に支援することにより、五輪運動の平和的使命に矛盾しない中立選手のみである。ロシア軍、ベラルーシ軍、あるいは国家の治安当局と契約するメンバーは軍事活動を支援するものとみなされる」
IOCは1月25日、ロシアとベラルーシのスポーツ選手を中立選手として国際競技に復帰させることを支持した。ただし、ウクライナにおける特別軍事作戦を積極的に支持するアスリートについては参加を認めないとしている。これに対しウクライナのミハイル・ポドリャク大統領府長官顧問はIOCを非難、ロシア側に買収され、そのプロパガンダを広めていると発言した。これについて IOC は誹謗中傷に他ならないと反発している。
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