アムステルダムで抗議活動、風俗街の閉鎖に反対

オランダの首都アムステルダムでは赤提灯街の閉鎖計画に反対する行進が行われた。現地メディア、Dutch Newsが報じた。
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この行進には約150人の風俗業者が参加、行進の最後に市役所周辺を旋回した。アムステルダム市長は抗議活動の参加者らと手短に対談、追って意見を聞くとした。
風俗業者側は「エロティックセンター」と呼ばれる施設の建設に反対した。この施設はおよそ100軒以上の売春宿に代わって設置されるもの。また行政はそうした施設の営業時間を現状の朝6時から深夜3時に短縮する計画を立てており、関係者らはこの計画にも反発した。
行政はこの計画について、売春業に対する規制ではなく、生活環境の向上を目的としたものだと説明している。これにより犯罪件数の引き下げが可能になると期待されている。
先にアムステルダム市は旧市街地の売春街を閉鎖し、郊外への移転計画を立てていたものの、移転先の自治体から反対されて計画は頓挫した。
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