先にニューヨーク州マンハッタン地区の検察はトランプ氏と不倫関係にあったと主張するポルノ女優に口止め料が支払われた問題の関連で捜査を進めていた。この問題をめぐってトランプ氏は疑惑を否定していた。起訴を受け、トランプ氏は声明を発表し、「これは政治的追求であり、大統領選に対する史上最高レベルの干渉」と反発した。また、マンハッタン地区のエルヴィン・ブラッグ検察を批判し、犯罪取り締まりをそっちのけでバイデン政権の利益を目的に「汚い仕事に手を染めている」と指摘した。
トランプ氏は2016年大統領選の前にポルノ俳優、ストーミー・ダニエルズ氏に弁護士を通して13万ドルの口止め料を支払った疑惑が持たれている。これを受け検察はトランプ氏の起訴が可能か検討している。トランプ氏から弁護士への払い戻しは記録上、「弁護士費用」とされおり、検察はこれについて記録の改ざんに相当すると判断する可能性がある。
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