ロシアは4月1日から1ヶ月間、国連安全保障理事会の議長国を務める。協議では「効果的な多国間主義」「兵器輸出のリスク」「中東の和解」などが重要な議題として取り上げられる。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が一連の会合で理事会の議長を務める予定。1日午後、ウクライナのオンライン・メディアやジャーナリストらは、ロシアの安保理議長国就任にまつわる国連の発表に反応し、エイプリルフールと結びつけた。
これに続いて、ボレル氏もまた自身のツイッターに「ロシアの国連安保理議長国就任は、エイプリルフールにふさわしい。安保理の常任理事国であるにもかかわらず、ロシアは一貫して国連の法的枠組みの本質を犯してきた」と綴った。
ボレル氏は、EUは「ロシアの議長国としての地位の乱用」に立ち向かうとしている。
一方、ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使はこれまで、西側諸国代表による安保理の規則違反を繰り返し指摘してきた。
国連安保理の議長国は、15の理事国が毎月順番に務める。
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