投票率100%の時点での得票率は、ペッテリ・オルポ氏率いる「国民連合」が20.8%、リッカ・パーラ氏率いる野党「真のフィンランド人(フィン人党)」が20.1%、サンナ・マリン氏率いる与党「社会民主党」は19.9%と発表されている。
選挙後の初議会は4月11日に予定されており、その後、議長の選出、連立与党と内閣の結成に向けた交渉が開始される。
「国民連合」は、政府支出の削減により財政赤字を補填することを提案している。同時に、すべての勤労者を対象とした所得税減税の必要性も主張している。また、NATO(北大西洋条約機構)の一員としてフィンランドの防衛を支持している。
現首相のマリン氏は、「社会民主党」が第3党に転落したことを受け、辞任する可能性が高いと指摘されている。
3月31日、フィンランドのNATO加盟申請に対して全ての加盟国による批准が完了した。フィンランドは近くNATOの正式加盟国となる見通し。
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