ハマスのミサイル攻撃にイスラエル首相が反応、「ユダヤの国に危害を加えるものは裁きを受ける」

ユダヤ人国家に危害を加える敵はいずれも裁きを受ける。国内の議論や意見の対立がこれを邪魔することはない。軍事政治会議の開始を前にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が表明した。
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この会議ではレバノンからイスラエル北部に行われた大規模なミサイル攻撃への対抗措置が議論された模様。ネタニヤフ首相はエルサレムにある「神殿の丘」の現状に変更はないとした。「神殿の丘」では数日間にわたってパレスチナ人とイスラエル警察が衝突していた。
ネタニヤフ首相は暴力に訴えるような過激派には果敢に対抗すると強調した。
先にレバノンからはイスラエル北部に向けて34発のミサイルが発射され、そのうち25発は防空ミサイルシステムによって撃墜された。この攻撃によりイスラエルでは3人の市民が負傷した。
イスラエル軍によると、この攻撃は武装組織「ハマス」(イスラム抵抗運動)が実行したという。これを受けイスラエル軍はパレスチナのガザ地区にあるハマスの軍事拠点に報復攻撃を実施した。
これに対し、ガザ地区では防空システムによりミサイルを一部撃墜したとしている。
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