報道によると、警察は既にアル=アクサー・モスクのある地区に配備されているという。エルサレムの警察トップはツイッターへの投稿で、 平和と安全の維持を優先し、信者らが安全に儀式を執り行えるよう最大限の警戒を行うとしている。
先にヨルダン政府はモスクに立て籠もったパレスチナ人を強制排除しないよう、イスラエル側に警告していた。
イスラエルのヘルツォグ大統領はトルコのエルドアン大統領に対し、「神殿の丘」の現状は維持すると表明していた。現状維持についてはイスラエルのネタニヤフ首相も一度ならず表明していた。
「神殿の丘」ではパレスチナ人とイスラエル警察の衝突が頻発している。4月5日には多くのパレスチナ人がモスクに立て籠もり、警察に排除された。その際の衝突により350人近くが警察に拘束された。
イスラエルでは先にレバノン及びガザ地区との間でミサイル攻撃の応酬があり、「神殿の丘」の情勢は緊迫している。
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