ヤギが住み着いたのは、カナダ最西部・ブリティッシュコロンビア州の都市プリンス・ジョージに住むターニャ・モールドさん一家の家。
モールドさん一家はこの日、帰宅して車の荷物を降ろしていると、突然、窓の辺りで何かがプラスチックを噛んでいるのを目撃。不審に思いドアを開けると、そこから大きな雄ヤギが現れた。
その時の様子について、モールドさんは「まるでこの家の主であるかのようだった」と語っている。ヤギは外に出てきて食べ物を探し、外の木を食べ始めたという。
「留守にしている間にヤギが住み着くなんて思ってもみませんでした。1週間家を空けていたのでいつからここにいるのかわかりません。友達にドッキリを仕掛けられたと思い、3、4人に電話もかけました」
しかしモールドさんたちはこのヤギに「ゴルド」と命名。モールドさん自身はヤギがあまり好きではないというが、ゴルドには餌を与えたり、敷地内の小屋に閉じこもらないように定期的に外に出したりしているという。また、余程家が気に入ったのか、外に出るたびに家の中へ入ろうとするため戸締りは欠かせないとのこと。
モールドさんたちは世話を続ける傍ら、ゴルドに他に行くところがないか探している。