日本国内でも急速に利用が広がっているAIチャットボット「ChatGPT」は、まるで人間が書いたかのような自然な文章を作成でき、レポートや論文なども簡単に作成できてしまうことから教育現場への影響を懸念する声があるという。
東京大学は、学内向けホームページ上で生成系AI全体への見解を発表。「学位やレポートについては、学生本人が作成することを前提としているので、生成系AIのみを用いてこれらを作成することはできない」と強調されている。
NHKによると、上智大学も「レポート、小論文、学位論文等において、使用を認めない。使用が確認された場合は、厳格な対応を行う。教員の許可があれば、その指示の範囲内で使うことは可」などとする方針を示した。
このほか、京都大学では、今月7日に行われた入学式で学長が「AIによる文章作成には誤った情報が含まれるリスクがある」などと指摘。また、東北大学は「未発表の論文や秘密にすべき情報を入力してしまうと、意図せず漏えいしてしまう可能性がある」などと注意喚起を行っている。
日本の文部科学省も今後、「ChatGPT」などのAIをめぐって、学校現場での取り扱いを示す資料を作成する方針。
「ChatGPT」は2022年11月末にリリースされて大きな人気を博し、1週間で100万人以上の利用者を獲得した。
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