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中国 AIに人工衛星の制御を任せる その結果は?

中国の研究チームは、宇宙で装置の動作を確認するための実験を行い、人工知能(AI)に小型地球観測衛星「啓明星(Qimingxing)1号」の制御を任せたと発表した。サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた。
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消息筋によると、啓明星1号は24時間にわたって人間のいかなる介入もなしに地球上にある中国のAIによって制御された。
実験の目的は、AIが装置をどのように制御するかを観察することだった。
結果、研究チームによると、システムが地球上の複数の場所を選択してそれらの場所を調査するよう啓明星1号に指示を出した。そのすべての場所が軍にとって潜在的関心の対象だったという。研究チームは、AIが自らこれらの場所を選んだと主張している。
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1つ目の場所は、中国軍と軍事衝突した部隊が拠点を置くインド北東部ガンジス川沿いのパトナ市で、2つ目は米軍の艦艇が定期的に寄港する日本の大阪港だった。
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