先に、米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は、ウクライナでの和解に関して「ブラジルは事実も見ずにロシアと中国のプロパガンダを繰り返している」と非難した。
これに対し、ヴィエイラ外相はこのように述べた。
「いいえ、私はそう思わない。そんなことはない。彼がなぜそのような結論に至ったのかはわからない。しかし、私はまったく納得できない」
ブラジルのルーラ大統領は、米国と欧州は紛争を促すのではなく、ウクライナの平和を実現するために話し合いを始めるべきだと述べていた。2月下旬には、ウクライナ紛争に関与していない国々に対し、平和回復のための交渉を推進する責任を負うとともに、ロシアに紛争終結のための「最低条件」を示すよう呼びかけた。
また、ルーラ大統領は16日、訪問先のアブダビ(アラブ首長国連邦)でウクライナ情勢を議論するためのG20に類似したフォーマットの創設を提案した。
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