展覧会は、2019年に英国で開催された日本の漫画がテーマの展覧会「The Citi exhibition Manga」に触発されたもの。準備には3年以上の期間を費やし、日本や中国、欧州で個人が所蔵するコレクションが集められた。
会場は20のブースで構成されており、葛飾北斎の絵手本『北斎漫画』から『手塚治虫漫画全集』、そして『ナルト』や『進撃の巨人』など代表的な現代漫画まで、日本の漫画やアニメを時系列で巡る仕様。ブースでは本の初版やオリジナル原稿、アニメのセル画、有名な漫画家のサインなど幅広い展示品を見ることができる。
また、ブースの1つはロシアの漫画に特化しており、ロシアの現代大衆文化に日本の漫画が与えた影響について取り上げているという。