フランスのエマニュエル・マクロン大統領をはじめとする西側諸国の指導者らは、ウクライナ問題をめぐり、中国がロシアに圧力をかけるよう繰り返し呼びかけてきた。
盧氏はフランスのテレビ局LCIの放送内で関連する質問に答えた。
「中国の外交は、いずれかの国に圧力をかけることを支持するつもりはない」
マクロン大統領は今月5日に訪中し、中国の習近平国家主席と首脳会談を行った。その会談で習主席はマクロン大統領に対し、フランスがウクライナ問題の政治的解決に向けたプランを策定すれば、中国はそれを支持すると表明した。
中国外務省は先月、ウクライナ紛争の解決に向けた独自の和平案を発表した。文書は12項目あり、停戦の呼びかけ、すべての国の正当な安全保障上の利益の尊重、ウクライナにおける人道的危機の解決などが含まれている。ロシアのプーチン大統領によれば、西側諸国とウクライナが和解の準備を整えた際、中国の和平案は多くの点で和解の基礎として取り入れられる可能性がある。
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