トドの群れがサハリン沖に集結 お目当てはニシンの産卵

ロシア極東のサハリン州ネベリスクではこのほど、エサを求めて数千頭のトドが海岸に集まった。
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映像はロシアのブロガー、セルゲイ・リュバチェンコ氏が今月15日に撮影。春の日差しが降り注ぐ中、密集して泳ぐトドの大群が映し出されている。
リュバチェンコ氏は自身のテレグラムのチャンネルで、その数は2086頭にもおよぶと説明している。
サハリン沖は毎年4月、ニシンの産卵のピークを迎える。ニシンの卵はトドの大好物のため、この時期を狙って海岸に多く集まるという。
トドはニシンの魚群を追いかける傍ら、防波堤にやってきて休息をとる。またリュバチェンコ氏によると、トドはお腹が満たされるとクズネツォバ岬(旧宗仁岬)付近の岩礁やモネロン島(海馬島)沖の「危険の岩(二丈岩)」にも立ち寄るとのこと。
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