仏大統領が中国と連携して停戦交渉を画策と報道、宇政府高官が痛烈に批判

フランスのエマニュエル・マクロン大統領はウクライナとロシアの停戦交渉を組織していると報じられる中、ウクライナ国家安全国防会議のオレクシー・ダニロフ書記はこの試みを痛烈に批判した。
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先にブルームバーグ通信が消息筋を引用して報じたところによると、マクロン大統領はロシアとウクライナ間の停戦交渉計画を中国側に持ちかけているという。マクロン大統領は中国の王毅外相と連携して停戦交渉の土台作りを行うよう外交顧問に命じたとのこと。
ダニロフ氏は英紙テレグラフの取材に応じた中で、「仮にマクロンがウクライナ国民の知らないところで交渉を進められると考えているならば、それは深刻な過ちだ」と指摘し、ウクライナ抜きの交渉はありえないと付け加えた。
また、秘密裏に行ってきた国際的パートナーとの連携により、ウクライナ軍は米軍が供与した「ハイマース」の射程を超える長距離ミサイルを入手したと指摘した。
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