「HAKUTO-R」ミッション 見守る人々

日本時間26日未明、日本の宇宙開発ベンチャー企業「ispace(アイスペース)」の月探査プロジェクト「HAKUTO-R」の月着陸船が月面着陸に挑戦した。東京都江東区にある日本科学未来館では、ispace社の袴田武史CEOとチームスタッフを迎え、月着陸船の着陸の様子をライブ配信を行った。
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民間企業として世界初の月面着陸が期待されていたが、着陸船との通信は着陸直前で断絶。26日8時時点で通信の回復が見込まれないことから、同社は月面着陸を確認する「サクセス9」の完了は困難と判断した。着陸船は月面へハードランディングした可能性が高いとみられている。
しかし同社は、「挑戦の歩みは決して止めない」とし、2024年のミッション2、2025年のミッション3に向けて今回取得されたデータとノウハウを最大限活用していくと述べている。
「HAKUTO-R」の月面着陸船は、幅約2.6メートル、高さ約2.3メートル。昨年12月に米民間宇宙企業「スペースX」のロケット「Falcon 9」によって宇宙に打ち上げられた。
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日本科学未来館で行われたイベントで、月探査プロジェクト「HAKUTO-R」の月着陸船の様子をライブ配信で見る来館者ら(東京都江東区、26日)

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月探査プロジェクト「HAKUTO-R」のライブ配信に先立ち、日本科学未来館で公開された月着陸船と月探査機の模型(東京都江東区、26日)

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月探査プロジェクト「HAKUTO-R」のライブ配信が終了し、一礼するispace社の袴田武史CEO(右)とチームスタッフ(東京都江東区、26日)

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月探査プロジェクト「HAKUTO-R」のライブ配信に先立ち、日本科学未来館で公開された月探査機の模型(東京都江東区、26日)

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日本科学未来館で行われたイベントで、月探査プロジェクト「HAKUTO-R」の月着陸船の様子をライブ配信で見る来館者ら(東京都江東区、26日)

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月探査プロジェクト「HAKUTO-R」の月着陸船と月探査機の模型を撮影する報道陣(東京都江東区、26日)

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月探査プロジェクト「HAKUTO-R」のライブ配信終了後、スピーチをするispace社の袴田武史CEO(東京都江東区、26日)

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