大臣は番組の中で、「現時点において私たちの冷蔵庫は満杯だ……思うに、これは穀物に続いて我々が解決すべきさらなる問題だ」と指摘した。また、EUがウクライナ産食糧にしかるべき措置を講じない限り、政府は禁輸措置を継続すると表明した。ポーランドのほか、ハンガリー、スロバキアもウクライナ産食糧の多くに禁輸措置を発動している。またブルガリアも同様の措置を発動する方針に入った。
一方、ポーランド乳製品協会はウクライナ産乳製品に対する禁輸措置の影響を懸念している。ウクライナでは東欧諸国による禁輸措置を受け、対抗措置を講じる動きがあるという。仮にポーランド産乳製品が禁輸される場合、利益よりも損失の方が大きいという。協会によると、ポーランドがウクライナに輸出する乳製品の量は製造量全体の6%を占める。ウクライナへの輸出額は5000万ドルであるのに対し、ウクライナからの輸入額はわずか480万ドルに留まるとのこと。
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