両首脳は、スーダンで2021年に起きたクーデター後の民政移管プロセスの再開に向けた連携を申し合わせた。岸田氏はスーダン対応で、アフリカの角地域関連担当大使をエジプトや関係国に派遣すると伝達した。シシ氏は会談後の共同記者発表で、即時で恒久的な戦闘の停止が必要だとの見解を示した。スーダン危機に外部勢力が干渉しないことも重要だと指摘した。ウクライナ侵攻について、岸田氏は共同記者発表で「国際秩序の根幹を揺るがす暴挙」と非難した。(c)KYODONEWS