ザハロワ氏は「ポーランド政府は、報復措置を受けるだろう。周知の通り、彼らは今後、省庁間で(この問題を)扱い、取り組むだろう。現在作業は開始されたが、これは彼らの選択であり、我々は今後対応する」と話した。
ロシアの対応は厳しいものになるかと問われたザハロワ氏は「非常に」と強調した。
また、ポーランドとの国交断絶という事態について言及したザハロワ氏は、最も被害を受けるのは、現地に住み、働いているロシア人だと説明した。
「我々は感情的な行動をとりたいし、突発的な行動もとりたい。最も重要なことは、我々にはその権利があるということだ。ポーランドは実際に何十年にもわたって挑発行為を行っており、『ロシア人はそこで何をしているのか』と言う人々の気持ちはよくわかる。第一に、多くの人々がすでに追放され、スーツケースを持って去っている」
4月29日、ポーランド当局と警察はワルシャワにあるロシア大使館付属学校のドアを壊して押し入った。駐ポーランドロシア大使館のアンドレイ・オルダシュ公使参事官は、学校職員が(現地時間同日)18時までに建物からの退去を求めたとスプートニク通信に語った。ロシア外務省は、ポーランドによる「厚顔無恥な」措置について、「ポーランド当局およびロシアにおけるポーランドの利益に対して、厳しい反応と結果を招かないことはないだろう」と非難した。
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