警察は妊娠4ヶ月の同容疑者を先週、ここ数年間に起きた9件の不審死に関して逮捕したものの、その後すぐに捜査範囲を広げた。容疑者は、被害者から数千ドルを騙し取った後で、青酸カリで毒殺したとみられている。
タイの国家警察副長官によると、高位の警察官であるランシウタポーン容疑者の夫も、殺人事件に関連した詐欺と横領の容疑がかけられている。
警察の発表によると、容疑者は15人を誘い出し、毒入りの「ハーブ・カプセル」を飲ませたという。また、被害者15人のうち1人は生存している。
「容疑者はクレジットカードで多額の借金を抱えているため、知り合いに金を要求した(中略)その知り合いが金を返せと要求すると、容疑者は彼らを殺し始めた」
ランシウタポーン容疑者もその夫も、容疑を否定している。