ポピュラー・メカニクス誌によれば、中国に強力なレーザー兵器があるという説はSpaceflight Industries社のブラックスカイ事業の人工衛星から得られたデータが裏付けとなった。ブラックスカイの人工衛星は地球の遠隔探査を行っている。データでは、外国の人工衛星が中国新疆ウイグル自治区のコルラ軍事実験場の上空を飛行するたびに、電磁波活動に異常な増加が記録されており、軍事専門家らはこれを、レーザー兵器がある動かぬ証拠と指摘している。
ブラックスカイ衛星は、コルラ軍事実験場で少なくとも2つのレーザーを検出した。もしこれが対衛星兵器として使用された場合、米国の衛星技術における大きな進歩を奪う恐れがある。米国は、中国のレーザー兵器が米国の衛星が戦闘中に使用されぬよう、破壊、拿捕するだけでなく、さらに姿を隠して、巧妙に行動し、レーザー兵器を使って米国の衛星を電子的に探査する可能性を恐れている。そうした事態となれば、中国は米国の最も機密性の高い情報データにアクセスできてしまう。
スプートニクは先に、ロシアはNATOの偵察衛星に対抗できる有効な兵器を保有していると報じている。
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