ベネズエラ大統領が激怒 ボレルEU上級代表の発言は「世界を核戦争に至らせる」

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、EU(欧州連合)のジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表がウクライナ紛争の緊張をさらに高め、世界を核戦争に至らせる可能性があると非難した。
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これより前、ボレル氏は今、外務上級代表というよりもEU国防相であるように感じていると語った。同氏の意見では、ウクライナでは紛争を外交的に解決するための条件はないという。
これに対し、マドゥロ氏はベネズエラのテレビ番組に出演した中で、次のように非難した。
「欧州の民主主義を代表する人物が、平和外交への扉を開くのではなく、戦争支持者として発言していることは非常に憂慮すべきことだ。外交は何のためにあるのか?戦争のため...?外交は対話のため、親交のため、理解のため、平和の探求のためのものだ。ジョセップ・ボレルは常に火に油を注ぐような発言をしているが、こんなことはあってはならない」
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さらに、マドゥロ氏は「ジョセップ・ボレルは我々を核戦争に至らせるだろう。すべてはあなたの戦争支持というメンタリティのせいだ、ボレル。外交官のはずなのに、銃やピストルの使い方も知らずに、戦争のエスカレーションについて話すつもりなのか?もう戦争はたくさんだ!」と言い放った。
マドゥロ氏は、ベネズエラは中国とブラジルによる紛争の平和的解決策を見出すためのイニシアチブを支持すると改めて強調した。
中国外務省は2月、ウクライナ危機の政治的解決に向けた独自の和平案を表明した。また、ブラジルのルーラ大統領は4月、「戦争を終わらせ、平和を確立するために」ウクライナ情勢を議論するためのG20に類似したフォーマットの創設を提案した。
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