Sohuは、バルグジンを「果てのないロシアの大地で自在なマヌーバができる陸上の戦艦」と表現している。中国の軍事専門家らは、小国であればバルグジンの一発の斉射で破壊が可能と強調している。鉄道移動式ミサイル複合体「バルグジン」は、半径500キロどころか1000キロの範囲内で米海軍の空母や地上目標を攻撃し、敵に気づかれないようにしながら、沿岸の敵の軍艦や空母を撃つこともできる。Sohuによれば、こうした攻撃能力を持つために、米国はバルグジンに「死の列車」という異名をつけた。
ロシア軍はバルグジン以外にも、露スベルドロフスク州の科学者が開発した戦闘用ドローン「ウプィリ」を受領し、すでにウクライナにおける特殊軍事作戦のゾーンでのテスト飛行に成功している。このドローンの主な任務は敵の弾薬、人員、装備の供給を断つために、戦線から遠く離れた場所で敵を攻撃すること。
ウプィリは、地形の起伏が邪魔して戦車やロケットランチャーから見えない位置にある戦車も攻撃することができる。ドローンは自動的に標的の位置を特定し、高度から急降下で攻撃する。 3Dプリンターで製造されており、ほぼ全種類の対戦車手榴弾と爆発性の高い破片弾を搭載できる。
先日、スプートニクは、独軍需コングロマリット「ラインメタル」が神風ドローンを搭載し、敵に投下することができる無人機の最新のコンセプトを発表したと報じた。
関連記事