先にウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相は反転攻勢の用意が整ったとし、最終的な指令を待っていると表明していた。一方、ダニロフ氏は最高会議(議会)に出席した中で次のように発言した。
「今日において私たちの計画の全貌を知る人はいない。最終的な計画は承認されていない。我々は複数の案を構築しており、目下作業中だ。今後の状況に応じていずれかの案を採択する」
なお、議会には成人男性の招集年齢を27歳から25歳に引き下げる法案「兵役義務、及び軍務に関するウクライナ法への修正」が提出された。法案はデニス・シュミハリ首相が用意したもの。法案が成立すれば、ウクライナ軍はさらに多くの若者を戦地に送ることが可能となる。
先に英紙タイムズは米国防総省の流出文書を引用して報じた中で、春の反転攻勢は恐らく成功しないと伝えていた。
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