エルドアン大統領が野党によるロシア批判に反発、「米国に劣らずロシアも重要」

トルコのタイイップ・エルドアン大統領はイスタンブールで演説を行った中で、野党がロシアのウラジーミル・プーチン大統領、及びロシアに批判を強めていることは許しがたいと表明した上で、ロシアとの関係は米国に劣らず重要だと指摘した。
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野党から大統領選に立候補しているケマル・クルチダルオール氏はロシアが大統領選に干渉していると批判している。これを受け、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は他国の内政、及び選挙制度には干渉していないと主張した。
エルドアン大統領は野党候補者の発言を批判し、次のように指摘した。

「バイバイ・ケマル(クルチダルオール氏を指す)はプーチン、ロシアを攻撃している。私はこれを許せない。ロシアとの関係は米国との関係同様に重要だ」

米国のデフォルトで利を得るのは露中=ホワイトハウス
先にトルコのメヴリュット・チャヴシュオール外相はロシアによる大統領選への干渉があったと野党の候補者が批判したことについて、野党候補者が選挙に敗北した時のための言いがかりを用意しているに過ぎないと指摘した。また、欧米メディアによる野党への支援を批判し、欧米に内政干渉しないよう要求してはどうかとクルチダルオール氏に返した。
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