イスラエルとガザ地区の過激派が停戦 一方で戦闘は続く

イスラエルとパレスチナ自治区ガザの過激派「イスラム聖戦」は13日夜、エジプトの仲介により停戦に合意した。しかし、イスラエル国防軍は、停戦発効後に過激派がミサイル攻撃を行い、これに対しガザ地区を攻撃したと伝えている。
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イスラエルは、パレスチナ自治区ガザの過激派「イスラム聖戦」との停戦に正式に合意。13日午後10時(日本時間14日午前4時)に発効した。イスラエル首相府によると、ツァヒ・ハネグビ国家安全保障会議議長は、エジプトの仲介努力に謝意を示したという。
一方、イスラエル国防軍は「ガザ地区からイスラエル領に向けてミサイル2発が発射された。空軍は1発を迎撃したが、2発目は空地に着弾した。空軍は現在、ガザ地区に対する攻撃を行っている」と報告している。
「イスラム聖戦」司令部とそのインフラを破壊するイスラエル国防軍の軍事作戦は、9日夜に開始。その間、約1000発のロケット弾がイスラエルに向けて発射され、そのうちのいくつかは住宅地に落下した。1人が死亡し、数人が負傷した。
イスラエルは、ガザ地区にある数百の標的を攻撃して対抗。最新の情報によると、上級指揮官数名を含む33名のパレスチナ人が死亡した。
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