フィリピン当局、自国の領海を示すために南シナ海にブイ設置

フィリピンは、自国の領海を示すために南シナ海に5台のブイを設置した。フィリピンのテレビチャンネルGMAが報じた。
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GMAは、フィリピン沿岸警備隊のジョセフ・コイム中将を引用し、フィリピン国旗が表示されているブイは航行の安全を確保するだけでなく、国の「主権の標識」の役割も担っていると報じた。
報道によると、2012年、フィリピンのベニグノ・アキノ大統領(当時)は、南シナ海の呼称を西フィリピン海と正式に改名する行政命令に署名した。
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中国は、南シナ海の一連の島の領有権を巡り、フィリピンを含むアジア太平洋地域の数カ国と数十年にわたって対立している。南シナ海の大陸棚には炭化水素が大量に埋蔵されている。
米国の軍艦が南シナ海で頻繁に航行しているのも、同海域の状況を複雑にしている。中国外務省は、米国の行為は国際法違反であり、中国の主権と安全を侵害していると主張している。一方、米当局は、中国政府の抗議にもかかわらず、国際法が許すあらゆる場所で「航行、飛行する」と表明した。
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