先にマスク氏は投稿の中で、ソロス氏は人類を憎んでいるとし、マグニートーにたとえた。
超人的能力をもつ「X-メン」のミュータントたちはこのマグニートーを相手に戦っている。マスク氏はツイートで次のように謝罪した。
「私はこの投稿について謝罪したい。これは実際、マグニート―に対してフェアではなかった」
ソロス氏の活動はその投資活動から否定的に評価されている。また、ソロス氏の財団は一度ならず、他国の政権転換に関与してきたとして悪名高い。ソロス氏は自身の資金がウクライナで2004年にオレンジ革命を、そして2013年にはユーロ・マイダンを引き起こしたことを否定していない。一部の国々では内政干渉でも批判されている。
ソロス氏は国際的な助成財団「オープン・ソサエティ財団(ロシアは2015年、同財団を望ましくない組織に認定)」を設立し、1990年代初頭以降、世界各国、特に東欧でリベラルな価値観を広めてきた。祖国ハンガリーでは、同国のオルバン首相がソロス氏について、ハンガリーの内政に干渉し、文化的伝統に反する「価値観」を植え付けたとして非難している。
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