G7広島サミット

G7広島サミット インド、インドネシア、ブラジル首脳と岸田首相が個別会談

岸田文雄首相は20日午前、G7広島サミット出席のため来日したインドのモディ首相、インドネシアのジョコ大統領、ブラジルのルーラ大統領と会談を行った。
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インドのモディ首相との会談で、岸田首相は「主権、領土一体性という国連憲章の原則を守ることの重要性、世界のどこであれ力による一方的な現状変更を許してはならない」と述べた。また、両首脳は平和の実現に向けて協力していく旨で一致し、国際社会が直面する諸課題に、幅広いパートナーが協力して対応することが重要との認識を共有し、G7とG20の議長国同士で引き続き連携していくことを確認した。
さらに、両首脳は、二国間関係についても議論し、「自由で開かれたインド太平洋」の重要性につき認識を共有し、2023年度「日印観光交流年」等、様々な分野で協力を進めていくことを確認した。
G7広島サミット
【まとめ】広島G7サミットが開幕
インドネシアのジョコ大統領との会談で、岸田首相はG7広島サミットにおける議論も念頭に、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守っていくことの重要性に言及。ジョコ大統領はこの見解に同意するとの発言があった。また、両首脳は、ミャンマー情勢等についても意見を交わし、引き続き連携していくことを確認しました。
また、岸田首相から、インドネシアの首都移転への支持を表明。「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」構想に係る二国間協力を進めていきたいと述べた。
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【図説】G7広島サミットの参加者
ブラジルのルーラ大統領との会談では、両首脳は、世界が複合的危機に直面する中、気候、食料、開発や平和と安定といった国際社会が直面する諸課題に幅広いパートナーが協力して対応することが重要であること、また、来年ブラジルが議長国を務めるG20サミットに向けても連携していくことで一致した。
また、岸田首相からは、ブラジルの一般旅券所持者に対する短期滞在査証(ビザ)免除措置の導入に向けた手続を開始するとの報告がなされた。
さらに、岸田首相は、日本としてブラジルの保健医療セクター等を積極的に支援するため、300億円の円借款が近く実現する予定であると伝えたとのこと。
しかしながら、これらの国の首脳と行われた会談の内容の中で、ウクライナ情勢については直接言及されていない。
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