ラブロフ氏は「米政府は陣営を強化するためにウクライナ危機を利用した。我われはこれを目にしている。しかし、この団結はいずれにせよ、他のすべての国を自分たちの意思に全面的に服従させているように思わせる。集団的な西側と世界の多数派である南側および東側の国々の間にも意見の相違が生じた」と述べた。
またラブロフ外相は、日本の広島で開催されているG7サミットをめぐり、同サミットでの決定はロシアと中国の二重の封じ込めを狙ったものだと述べた。
同氏はまた、世界経済のドル離れの始まりについても語り、このような傾向は概念的な意味だけでなく実際にすでに見られていると指摘した。
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