ブラジル大統領、G7サミットでゼレンスキー氏が会いに来なかったと明かす

ブラジルのルーラ大統領は、G7広島サミットの傍らで行われるはずだった会談にゼレンスキー大統領が現れなかったと明らかにした。
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先に、英紙フィナンシャル・タイムズは、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が、サミットでゼレンスキー氏と会談するようルーラ氏を説得したと報じていた。
ブラジルのポータルサイトG1によると、ルーラ氏はサミット後の記者会見で「会議室ではウクライナとの二国間会談が予定されていた」とし、「我々が待っていたところ、ウクライナ側が遅れているとの連絡があった。その間に、ベトナム大統領を迎えた。ベトナム大統領が去ったところで、ウクライナ側は現れなかった。ウクライナ側には別の会合があったのだろう」と明かした。「私は失望したのではなく、彼(ゼレンスキー氏)に会いたかったので動揺した。ゼレンスキー氏は大人で、自分が何をしているのかわかっている」と語った。
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ルーラ大統領は、米国と欧州は紛争を促すのではなく、ウクライナの平和を実現するために話し合いを始めるべきだと述べていた。今年2月下旬には、ウクライナ紛争に関与していない国々に対し、平和回復のための交渉を推進する責任を負うとともに、ロシアに紛争終結のための「最低条件」を示すよう呼びかけた。さらに、ウクライナ情勢を議論するためのG20に類似したフォーマットの創設を提案した。
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