台湾 保有の戦闘機に米国の新型ミサイルを装備=マスコミ

台湾は保有するF-16V戦闘機に米国の新型空対空ミサイルAIM-9X(サイドワインダー)を装備した。サウスチャイナ・モーニングポストが台湾空軍内の消息筋からの情報として報じた。
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「台湾空軍によると、米国から購入したAIM-9X(サイドワインダーミサイル)は最近F-16V飛行隊に引き渡された。この航空隊は中国人民解放軍の飛来へ対応できるよう準備が整った」

AIM-9Xは予定通り台湾に納入され、搭載が完了したと報告されている。台湾空軍によれば、中国人民解放軍の戦闘機の追跡用に予備として保有されているすべての航空機は、戦闘準備基準に従って武器を装備することになっている。
サウスチャイナモーニングポスト紙は、台湾空軍のべつの消息筋の話を引用し、嘉義基地に台湾が保有するF-16V戦闘機64機すべてに「追跡と精密攻撃能力を向上させる」ためにAIM-9XブロックIIミサイルが装備されたと報じている。
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消息筋は、「AIM-9Xに加えて、改良型の中距離のAIM-120空対空ミサイルも戦闘機の片側に搭載されていた "と述べている。
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