同紙は「中国特使は、(中略)米国の欧州同盟国は即時停戦を(中略)呼びかけるべきだという明確なメッセージを届けた」と報じている。
WSJは西側諸国の当局者を引用し、李氏は欧州諸国の当局に対し、ウクライナ紛争が激化する前に紛争停止に向けて力を尽くし始めるよう呼びかけたと報じている。
一方、消息筋によると、ロシアがウクライナから軍を撤退させなければ、紛争の凍結は国際社会の利益にかなわないとの認識が李氏に対して示されたという。
李氏は26日、モスクワに到着した。同氏はロシアのラブロフ外相およびガルージン外務次官と会談する。
ラブロフ外相は李氏との会談で、ウクライナ危機の外交的な解決へのコミットメントを確認した。ロシア外務省が発表した。
ロシア外務省によると、ラブロフ外相は紛争の政治的および外交的な解決へのロシアのコミットメントを確認し、ウクライナ側とその西側の後見人たちにより、和平交渉再開にとって深刻な障害がつくられたことを指摘した。
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