コロコリツェフ氏によると、現在の国際的課題、特に伝統的価値観の維持を考慮すると、ロシアとサウジアラビアには多くの共通点がある。
テレビ局「ロシア1」の番組内でのインタビューに対し、コロコリツェフ氏はこのように話した。
「ロシアもサウジアラビアも、自国にある特定の西洋的価値観を持ち込もうとする外部からの試みを受け入れていない。彼らは近い将来、動物と結婚するのかもしれないが、だからといって、我々が彼らの原則に従わなければならないという意味ではない。これを予期して、すでに誰かが不平を言っているだろう。だが一方で、サウジアラビアもロシアも、伝統的な価値観を維持するという明確な立場をとっている」
コロコリツェフ氏は今週、サウジアラビアの首都リヤドを訪問し、同国の内相と法執行協力などについて協議した。
以前、米誌「フォーブス」は米国の中東覇権の失墜とともに、地域の平和の可能性が高まっていると報じた。
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