共同通信によると、北朝鮮は5月31日午前0時から6月11日午前0時の間に、人工衛星を打ち上げる計画で、これに伴い海上に危険区域を設定すると海上保安庁に通報があった。
岸田首相は29日、打ち上げ予告を受け、米韓などと連携し北朝鮮に強い自制を求めるとともに、国民への適切な情報提供、不測の事態への態勢確保の3点を関係省庁に指示したという。
また、NHKの情報によると、落下が予想される海域は、いずれも日本のEEZ(排他的経済水域)の外側にある北朝鮮の西側の黄海上の2か所と、フィリピンの東側の太平洋上の1か所で、海上保安庁は、航行警報を出して船舶に注意を呼びかけている。
4月19日、北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正恩総書記が、情報収集収集能力を高めるべく軍事偵察衛星1号機の打ち上げに向け最終準備を急ぐよう指示したと報じた。
4月22日、日本の浜田防衛相は、北朝鮮が計画する「軍事偵察衛星1号機」を発射し、日本領域に落下する事態に備え、自衛隊に「破壊措置準備命令」を出した。
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