コーマー議員はツイッターの自身のアカウントで次のように投稿している。
「今日、FBIのクリストファー・レイ長官は、文書『FD-1023』の存在を認めた。これは当時のバイデン副大統領が、外国人が絡む贈収賄の計画に関与していたことを示唆するものだ」
一方、コーマー議員によると、FBIは議会が求めていた文書の提出は拒否した。その代わりに、レイ長官は議員らにFBI本部で個別に文書を開示することを提案したという。だが、コーマー議員は議会での開示を強く求めており、場合によっては議会への不敬行為でFBIを追及することも辞さない構えを見せている。
5月中旬、野党共和党などの議員らはFBIや検察に対し、バイデン氏の副大統領時代の汚職に関するデータの開示を求めた。議員らはFBIが「米国民に開示されていない重要かつ検証可能な情報」を持っていると疑い、当該文書にはどのように贈収賄が行われたかの構図が示されていると主張。一方、この問題に関して捜査のための何らかの措置が取られたかについては明らかでないとしていた。
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