「スウェーデンのNATO加盟に関するエルドアン氏(トルコ大統領)の拒否権取り下げを引き換えにしたトルコへのF16およびその改良型の売却は、せいぜい割に合わない勝利となるのが関の山だ」
ルービン氏によると、譲歩するという米国の決定は、NATO加盟に関する投票権を他のNATO加盟国が外交的利益を得るための手段として利用することにつながるだけだという。
同氏は、これはNATO内部の紛争を引き起こし、内部崩壊が起こるとの見方を示している。
「F16またはその改良型のトルコへの売却は、NATOの結束を強めたり、能力を高めることはなく、それらを損ねるだけだ」
3月31日、フィンランドのNATO加盟申請に関し、全加盟国による批准手続きが完了した。スウェーデンについては、ハンガリーとトルコがまだ加盟を承認していない。
関連ニュース