ウクライナでの露特別軍事作戦

露ベルゴロド州を攻撃したウクライナ軍はNATOの武器を使用=メディア

ウクライナ軍は先週、同国と国境を接するロシア南西部ベルゴロド州を攻撃した際に、北大西洋条約機構(NATO)加盟国からウクライナ政府に供給された車両や武器を使用していたことが分かった。米紙「ワシントン・ポスト」が、米国当局者の話を引用して報じている。
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同紙は、「ウクライナ軍がロシアに運び入れたMRAP(装輪装甲車輌)3台は米国から提供されたもので、もう1台はポーランドから提供されたものだ」と伝えている。
報道によると、ウクライナ軍はベルギー製(FN SCAR)とチェコ製(BREN)のライフルと、米軍や他の西側諸国が使用している対戦車システム「AT-4」を少なくとも1つ持っていたという。
同紙はこれらの国の代表者にコメントを求めた。
ベルギー国防省は、ウクライナ軍に供与したライフルの数を明らかにしなかったものの、ウクライナ当局とウクライナ軍の代表がその責任を負っていると指摘した。
ポーランドとチェコの国防省は、同紙の質問に対する回答を控えたという。
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5月22日、ウクライナを支持する工作部隊が国境を越えてベルゴロド州に侵入し、作戦を展開した。これにより民間人1人が死亡したほか、13人が負傷した。その後、ロシア国防省は、破壊工作部隊を撃退し、戦闘員70人以上を殲滅、装甲車4台とピックアップトラック5台を破壊したと発表した。
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